\【みそらいろ。】「sunset」/
愛犬のことを歌う優里の「レオ」が切なく涙が止まらない
こんにちは。
管理人のYoshizo(@yoshizo_777)です。
先日、ミュージックステーションにも出演し、大注目を浴びたシンガーソングライター兼Youtuberの優里(ゆうり)が、2022年1月12日に自身初のアルバム「壱」をリリースしました。このアルバムには「ドライフラワー」やドラマ『SUPER RICH』の主題歌として使用された「ベテルギウス」など、大ヒット曲が多数収録されており、2022年2月時点で最も注目されているアーティスト作品の一つと私は考えています。
その理由は、「壱」の7曲目に収録されている「レオ」という曲にあります。この曲は、主人公(飼い主)と犬の絆を通して描かれた、大切な家族の物語です。
「レオ」は発売当初からTwitterなどで話題となり、「泣ける歌詞」としてトレンド入りしました。そして、2022年2月3日にはミュージックビデオ(MV)が公開されました。この曲は愛犬家だけでなく、さまざまなペットを飼っている人々の心に響き、感動的な涙の嵐を巻き起こしました。
曲単体でも素晴らしいのですが、MVとの組み合わせにより、さらに感情が引き立てられ、まさにショートムービーのような作品に仕上がっています。
僕自身、Every Little Thingの「恋文」のMVの雰囲気に似ていると感じ、視聴前から感動の涙を覚悟していました。
MVの主人公(飼い主)は、女優の片岡凜(かたおかりん)
MVの男の子は、俳優の本田響矢(ほんだきょうや)
MVの子役は、二井内玲海(にいないれみ)
そこで今回は、「レオ」の解説とMVを観た際に私が感じた感動についてお話ししようと思います。
この4分間のショートムービーは、心を揺さぶります。
この曲は、優里の実話?と物議を醸していますが、犬目線の曲・歌詞になるので、実話ではありません。
小さな主人公の成長と「レオ」の歩み
タイトルの「レオ」は、間違いなく愛犬の名前です。そして、この曲はレオ自身の視点から物語が進行します。
主人公と犬の絆を通して描かれた、大切な家族の物語で、主人公は少女として登場し、彼女とレオの成長日記とも言えます。
MVは「レオ」が家族として迎え入れられる瞬間から始まります。そして、主人公が「レオ」という名前を彼女に付ける場面も描かれています。
1番のAメロとBメロでは、主人公がまだ幼い頃の様子と、彼女と一緒に成長していく様子が見られます。
この無邪気な遊びの時間が、いかに「レオ」にとって幸せだったかを考えさせられます。
失われた君との時間と別れに悲しむ「レオ」
2番では、主人公が高校生になり、散歩中に男性と出会い恋に落ちるシーンが描かれています。
少女が成長するにつれて、彼女との時間が減少し、「レオ」の心情がより深く描かれています。
香水の匂いが辛かったり、遅く帰宅する飼い主を待ち続けたり、サビでは飼い主が進学に伴い一人暮らし、同棲、または結婚して家を出て行く様子が描かれています。
特に、お父さんが「レオ」を散歩に連れて行っても、河川敷で動かないシーンは非常に印象的です。
ここまでで気付いている方も多いと思いますが、どんどん書かれる文字が綺麗になっていくのが分かります。これも成長を感じさせる表現になっていますね。
自分の旅立ちを悟った「レオ」
Cメロでは、飼い主が結婚の報告に訪れます。ここで「レオ」の視点からは、おそらくお別れだと感じていることが伝えられています。
初めは飼い主が結婚する報告に来たことだと思っていましたが、MVを観た後では、自分の死期を悟った「レオ」からの最期の感謝だったことが分かりました。
また小さな僕に名前を付けて
ラストサビの前では、「レオ」が危篤状態であることが伝えられ、飼い主が自宅に帰るシーンが描かれます。
この瞬間からは言葉が必要なく、感情が溢れ出します。カメラは「レオ」の視点で飼い主を追い続け、最期まで目を離しません。
そして、最高のラストサビ。これまでの思い出が一気に蘇ります。そして最後の歌詞。
名前はレオ 名前呼んでよ 君がくれた名前で良かったよ 忘れないでよ それでいいんだよ 新しい誰かにまた 名前つけて
出典:https://www.uta-net.com/song/312810/
「新しい誰かにまた名前をつけて」というのは、飼い主の子供を指しているでしょう。
また生まれ変わっても、彼女と一緒にいたいという「レオ」の心情が描かれています。
この歌詞は「新しい犬」と捉えるか、「自分の子」と捉えるか人それぞれですね!
そして、この曲を聴いている中であった疑問に思っていた歌詞の意味を理解出来るようになりました。
サビで出てくるこの歌詞。
名前はレオ 名前呼んでよ
出典:https://www.uta-net.com/song/312810/
これは名前を呼ばれることが嬉しいという「レオ」の心情が描かれているのと、年を取ることで「君の声」が聞こえにくくなった「レオ」の心の叫びが感じられます。彼女の声をもっと聞きたい、彼女に呼ばれたいという思いが、私の涙腺を崩壊させました。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、愛犬のことを歌う優里の「レオ」が切なく涙が止まらないという話でした。
正直言って、この記事を書きながらも、ずっとMVを見ながら、実家の愛犬を思い出して涙が止まりません。
そのため、「レオ」のレビューなのか、感想なのか、考察なのか、途中で混乱してしまいましたが、とにかくこの曲は素晴らしく、感動的な歌詞が詰まっていますので、ぜひMVと一緒にチェックしてみてください。
そしてYoutube優里ちゃんねる【公式】では本記事の「レオ」に対する思いに加えて、カバーソングのコードや楽譜の解説なども行っていますので、こちらもぜひチェックしてみてください!
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